現在癌(がん)の治療は手術、抗がん剤、放射線療法が中心になっています。外科手術が最も多いですが、抗がん剤や放射線照射が併用されるケースもあります。抗がん剤や放射線照射が必要であるとしても、副作用という大きなリスクを伴います。
「このような治療に耐えられる体力が残っている人だけに有効なの?」
癌(がん)細胞は正常細胞に比べ、何十倍も生命力を持っています。そこで放射線や抗がん剤を何度も繰り返し使って癌(がん)細胞を殺すのですが、その前に周辺の正常細胞がやられてしまいます。当然その時に大量の活性酸素が発生します。それがまた正常細胞のDNAを傷つけ、新たな癌(ガン)細胞予備軍を作るという皮肉な結果を生んでいるのです。
「ではどうしたらいいの?」
このような治療を続けている時は、正常な細胞を守ってやらないといけません。それは大量に発生する活性酸素を取り除いてやることなんです。そのために抗酸化物質を大量に摂る必要があります。これで活性酸素の害が軽減されます。
癌(がん)と闘う体力を養いながら、癌(がん)細胞をやっつける方法をとることです。そのために活性酸素対策は欠かせない重要なものなんです。
抗がん剤や放射線の治療を受けている時は、耐え難いような辛い、苦しい思いをします。食欲も湧かないので、物も食べられず、体は衰弱しきっていまいます。このような状態では癌(がん)と戦えなくなります。
実際に抗酸化食品を摂ることで、今まで喉を通らなかった食べ物が食べれるようになって、体も非常に楽になっています。
また学術面でも抗がん剤と抗酸化物質を併用することで、抗がん剤だけの時よりも癌(がん)の発生率が低くなったというデータもあります。この研究内容は第59回日本癌学会や国際フリーラジカル学会などでも発表されています。
■抗がん剤のシスプラチンですが、これは副作用で、消化管や腎臓にダメージを与えるため、使用量が制限されています。しかし抗酸化物質を与えることで、このような副作用が明らかに軽減されたことが確認されています。 しかもこの時に癌(がん)細胞を殺す作用を弱めることはないという結果も出ております。
■抗酸化食品は放射線の被爆の害も抑制します。また放射線で傷つけられた染色体を修復することが臨床試験で確認されています。
癌(がん)治療の90%は手術ですが、癌(がん)をキレイに取ってしまったとしても再発の不安は残ります。体質がまだ癌(がん)化する状態にあるからです。
体質がまだ不安定な状態で、発がん物質が入ってくると炎症を起こします。これは活性酸素が異物(発がん物質)を攻撃するから起こるのです。これが何度も何度も繰り返されると突然またがん細胞に変わってしまいます。
発がん物質を食い止めることは難しいですが、体内に十分な抗酸化成分があれば、たとえ入ってきたとしても炎症は起こりにくくなります。抗酸化成分が活性酸素から正常細胞を守ってくれるからです。いつもこのような状態にしておくことが、癌(がん)の予防につながるのです。
異常増殖していくのが癌(ガン)細胞です。 普通ケガをしたとき、そのケガを治すために、細胞は自然に増殖して、傷を埋めてキレイにしてくれます。傷が治ったら細胞はそれ以上増えません。アクセルを踏むのを止め、きっちりブレーキが掛かっているからです。
ところが癌(ガン)細胞は、傷が治っても止まることなく、ドンドン増え続けます。アクセルは踏みっぱなしで、ブレーキも効かないのが癌(ガン)細胞です。この二つをうまくコントロールできれば、増殖のスピードは遅れます。即ち、アクセル(増殖因子)を踏むのを抑え、ブレーキ(抑制因子)はより効くように作用させればいいのです。
癌(ガン)は一夜にしてなるものではありません。DNAが傷ついてから10年も20年もかけて大きくなっていきます。手術で癌(ガン)がうまく取り除けたとしても見えないものまでは取り除けません。それがまた年月をかけて大きくなっていきます。その周期を大幅に遅らせることができたら、寿命が先か癌が先かの問題になってきます。 一番いいのは、癌(ガン)細胞が完璧になくなることですが、未だに死因のトップが癌(ガン)であることをみれば、まだその段階までいっておりません。ならば、せめて癌(ガン)細胞が増殖するスピードを抑えてやるという考え方、とらえ方も大事なのではないでしょうか? 活性酸素をうまくコントロールすることによってそれは可能です